『神座(かむくら)』

本日のランチは、自称・関西一のラーメン屋
『どうとんぼり神座(かむくら)』in渋谷。
店内は明るく、汚い事が旨いラーメン屋だと
言わんばかりのそれまでの「名店」とは一線を画しています。
ラーメン屋にしては広く、カウンターが長々とのびる店内は、
工場のラインを思わせます。
大体、ラーメン作ってる人はコック帽にコック・コートですからね(^^;。


今回は、煮卵ラーメン(写真・750円)を頂きました。
スープを一口飲んで「!」。
なんだ、この味は?
色は薄くて、塩ラーメンに近いのですが、
味は何かの出汁がメイン。醤油の風味も感じる。
だが豊富に盛られた白菜の甘みが、味を一層引き立たせる。
あまり食べたことのない味。
「とんこつ」や「醤油」や「塩」「味噌」といった既成の概念(?)
では語れない、独特の味です。
お陰で、普通な感じの麺は余り記憶に残っておりませんn(^^;。
チャーシューに至っては、私の評価は低く、
これで喜多方系『坂内』『小法師』のチャーシューだったらなぁと、
思わざるを得ませんでしたね。
スープがとにかく秀逸です。


この店はスープに絶対の自信を持ってるらしく、
店の内外に、こんな貼り紙をしています。

・一回目の味は、今までに味わった事のない味なので、おいしさがわからない方も=訳のわからない味です。
・二回目の味は、一回目と味付が変わったのかと思わせるくらいに
 深みやおいしさが分かると思います。=やみつき
・三回目の味は、神座の味が分かって頂けると思います。=ラーメン中毒

スープの評価は食べる人によって分かれるようですが、
私は好きですねぇ。
多分、また行きます。