『洋食屋 ヨシカミ』

本日のランチは浅草にある『洋食屋ヨシカミ』で頂きました。
ヨシカミは昭和26年からあるという洋食屋さんで、
店内は昭和の香りを強く残しております。


頂いたのは「たっぷりランチ」。
まずは、スープ。
次に店の名物というシチューが出てきました。

濃厚なデミの味は、いかにも洋食屋さん。
ビーフは柔らかく舌でも肉が切れるほど。
これはなかなかいけます。特に疲れている時に食べたい。
そして・・・

ナポリタン!
これこそ、洋食!
昭和の喫茶店では標準装備だったナポリタンが大盛で供されます。
味は「懐かしの味」というしかない味ですが、
ケチャップの匂いは薄めかも。
町の喫茶店よりも少々上品な香りでしょうか。
これに最後アイス(またはコーヒー)が付いて1650円也。
高いですねぇ・・・。


まあ、確かにシチューはそれなりに濃い味で好みでしたが、
味と価格のバランスは取れていないと思います。
もう少し安ければ・・・せめて1200円。
このお店、なんでこんな人気なんでしょう?
行列は必至のようですが・・・。
現在の団塊の世代が来ると、
ある種の懐かしさを感じるお店なのでしょうか。
確かに、そんな雰囲気のお店ですが。
歴史を頂くお店、そんな感じでしょうかね。
たいめいけん」よりは、こちらの方が好きです。


ちなみに看板の「うますぎて申し訳ないス!」は

このコピーは、コックのマークと共に昭和35年(1960年)頃より、一つは「下町の酒落」として、今一つは我々調理人の「ここまで口に出したからにはそれなりの料理を」という戒めとしてキャッチフレーズに採用しております。

ということらしいです。