読了『マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡』
え〜、少し前に読み始めました『北回帰線』(ヘンリー・ミラー)は、
あまりの固さに100ページ付近で保留中(笑)。
今回の読了は、こちら。
- 作者: パウル・クリストフ,藤川芳朗
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/09/26
- メディア: 単行本
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史上、最も有名な母娘の一組であるこの二人の
娘が嫁いでから母が死ぬまでの間の
すべてではないにせよ往復書簡が残っていて、
日本語で読めると言うのはスゴイことですね。
内容は、奔放な娘とたしなめる母と言った感じで
母のたしなめを、軽く受け流す娘といったところも見られて
なかなか「フツーな母娘」ぶりが楽しめる内容でした。
ただ、多少は歴史背景を知っていないと面白くはないかもしれませんが、
『ベルサイユのばら』を読んでいれば問題ないかと(笑)。
ぶ厚くて多少高めですが、興味のある方には価値ある一冊かと思います。