読了『マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡』

え〜、少し前に読み始めました『北回帰線』(ヘンリー・ミラー)は、
あまりの固さに100ページ付近で保留中(笑)。
今回の読了は、こちら。

マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡

マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡

マリー・アントワネットマリア・テレジア秘密の往復書簡』
史上、最も有名な母娘の一組であるこの二人の
娘が嫁いでから母が死ぬまでの間の
すべてではないにせよ往復書簡が残っていて、
日本語で読めると言うのはスゴイことですね。


内容は、奔放な娘とたしなめる母と言った感じで
母のたしなめを、軽く受け流す娘といったところも見られて
なかなか「フツーな母娘」ぶりが楽しめる内容でした。
ただ、多少は歴史背景を知っていないと面白くはないかもしれませんが、
ベルサイユのばら』を読んでいれば問題ないかと(笑)。
ぶ厚くて多少高めですが、興味のある方には価値ある一冊かと思います。