週末

先の週末、金曜から日曜まで
親戚に不幸があり、相方と広島へ行っておりました。
行きはANA便、帰りはJAL便を利用。
ん〜、急な話でやむを得なかったんですが
マイルを貯めるという観点からはダメな結果に。


本来の目的の葬儀は、滞りなく終了しました。
お骨まで拾う葬儀に最近出た事がなく、
人の「死」というものを久しぶりに考える契機となりました。


亡くなった親戚は、人間的に立派な方で
公的な仕事に携わった後、ボランティアに従事し
死ぬ間際には、死んだら連絡する人のリストなども作成して
自分でできる処置をすべて終えて
入院後、わずか5日で亡くなりました。
葬儀には、人が来るわ来るわで
親族の想定していた人数分の椅子では足らず
結局200人近い方が見えたそうです。


とうていワタシなんぞが超えられそうもない親戚でした。
距離が離れていることもあって、
ワタシも実は会った回数はそんなに多くない親戚でしたが、
少ない回数でも会う度に学ぶところがあり、
また、ウチの親父が倒れた時にも
距離の離れているワタシに代わってよくしてくれた方でした。


そんな立派な人でも死んだら、それで終わりなのか、と思うと
やはり人間とは「生きてるうち」なのだな、と思ったり
結局は死ぬのだから、それまでの間は一生懸命
臆することなくやりたい事をやるべきなのだな、と思ったり。
まだ、考えはまとまっていませんが
「死」を見ることで「生」を考えるキッカケにはなりました。
最期の最期まで、ワタシに学びを教えてくれる方であります。
身内(親戚)ではありますが、控えめに言っても立派な方でした。
ご冥福をお祈り致します。