映画『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』

後知恵でしょうが、こんな企業があったとは・・・。

エンロンが、こんな会社だったとは思いませんでした・・・。
何とはなしにアメリカの電力会社かいな・・・と思っていたのですが、
こんな会社だったとは思いもしませんでした。


この映画を観た印象がそのまま
エンロンの実態に即しているのかどうか分かりませんが
SPEなどを駆使した・・・と言えば格好良いですが
山一などでも問題になった”飛ばし”とほぼ同じ損失隠しと利益”創造”。
のみならず、
相場(儲け)のため35〜45ドルだったカリフォルニアの電力相場(単位不明)を
計画停電で脅し1000ドルにまで押し上げたこと。
つまりは、電力という人質を取り
計画停電”で実行可能性を見せ付けて脅迫によって金を取ったこと。
(相当な意訳です)
生活に必要なエネルギーをもてあそび、利益の最大化を図ったことでしょうか。
自由市場の失敗、倫理の欠如、管理監督機能の欠如・・・
色んな結論が引き出せるでしょうが、
「これをまともな事だと認めてはならない」
ということだけは分かります。


なんだか現在の金融危機と同じ根っこを見たような気がするのは
ワタシだけでしょうか。