読了『みなとみらいで捕まえて』

横浜を舞台にした連作ミステリー。

みなとみらいで捕まえて (光文社文庫)

みなとみらいで捕まえて (光文社文庫)

自分が住んでいる場所(みなとみらいに住んでるわけじゃありませんが)が
舞台になってる小説ってなんか盛り上がりませんか?(笑)
この小説は、みなとみらいを中心とする横浜が舞台。


しかし、そこは鯨統一郎氏。
ジョークが満載です。
まず主人公は、半任優里(ハンニン・ユウリ)警部。
パートナーは、南登野洋子(ミナトノ・ヨウコ)刑事。
事件をベッドに寝たまま解決するのは
横浜中華街「酩淡亭(メイタンテイ)」に住む
華僑の明丹廷(メイ・タンテイ)。


これは一部ネタバレなのかもしれませんが、
ほぼ全編にダイイング・メッセージが出てきます。
これがまた普通じゃない。


他の登場人物も

  • 中田るみ(ナカダ・ルミ)
  • 田中邦江(タナカ・クニエ)
  • 住友正次(スミトモ・ショウジ)
  • 岸魁生(キシ・カイセイ)
  • 歌川椎菜(ウタガワ・シイナ)

などふざけてます(笑)。


軽く読めます。