読了『憲法とは何か』
- 作者: 長谷部恭男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 新書
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実際には、憲法の改正とは、
すでにみんなの意見がまとまっているものの後追いに過ぎない。
憲法を変えたからと言って、何かが劇的に変わるわけではない・・・
と言った意見には首肯できます。
ですが、
欧米の学者さんの意見の引用・紹介が多くて
「欧米学者礼賛?」と思ってしまいました・・・。
もっと自分の意見を全面に出してくれれば良いのですが・・・。
この辺りが、日本の学者的。
その他、法は解釈が専門的・特殊技能的になってきており、
法曹界の人間が「法だ」という解釈を与えるものが
「法」になる・・・という意見は面白かったです。
なるほど。
一部の人間に「法」を握られないように考えなくては・・・ですね。