『OCEANS』

巷で噂の『アバター【3D版】』を観に行きたかったんですが、
キャメロン監督公認のシアターという話のチネチッタ
IMAXで上映中のラゾーナ川崎(109シネマズ)は、連日満員。
今週は断念。


で、「OCEANS」を観に行きました。
この映画はDVDじゃないくて、スクリーンでしょ!
と言うのが主な理由(笑)。


確かにすごい迫力ではありました。
クジラの捕食シーンとか、すんごい。
確かにスクリーンで観た方が良いという一本です。


でも・・・でもですね・・・。
映画の中でもショッキングなシーンだった
ヒレを切られて海に投げ捨てられるヨシキリザメの姿」
が、アニマトロニクスで撮影したロボットだったというのを
パンフレットで読みまして・・・。


ん〜〜〜・・・。


監督曰く、エンドクレジットに出てくる
”私たちは海に生きる者たちを1匹も殺していない”
を実践しつつ、こんなシーンが実際に繰り広げられてるんだよ、
というでロボットで”再現”をやった
ということなのでしょうが・・・ん〜〜〜ですね。
ワタシが感じる意味での「ドキュメンタリー」ではない感じです。


セイウチの親子とか、心温まるシーンも多いのですがね。
なんでしょう。
少し漂う「微妙感」。やや残念な感じです。
こういう自然シリーズでは、比較的「EARTH」の評判が良いようですが、
ワタシが観た中では『皇帝ペンギン』が良かったですね。

何か、一つの生き物を追い続ける感じが、感情移入できて良かったのかも。
この『OCEANS』も多くの生き物が次々現れる感じで、多少慌しいかも・・・。


個人的な収穫(?)は、監督のジャック・ペランが
ワタシが大好きな映画
ニュー・シネマ・パラダイス』のトト(大人)の役者さんだったこと。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

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好きな映画の割りには、役者さんの名前を知らなかったワタシ(笑)。
「お、何か見たことある人だ・・・・」
と思ったら、
「トト!!」
『OCEANS』ではなく、
ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽が頭の中を流れて来ました(笑)。