読了『貧困旅行記』

新版　貧困旅行記 (新潮文庫)

「ねじ式」や「無能の人」などコアなファンがいる漫画家さんの本(非漫画)。
今年、ワタシは秋田の乳頭温泉に行ったのですが、
泊まった「黒湯」は、つげ義春さんが泊まったところとかで
後で、つげさんの書いたイラストとかを見ました。

で、つげさんの旅行記に興味を持って読んでみたわけですが、
貧乏な宿や旅行好きみたいなんですな、つげざん。
それは良いんですけど、発想が…すごく怠け者でフーテン(^o^;)。

自分の漫画のファンだという九州在住の女性のところに
何のアポもなく結婚するために訪ねて行くって・・・。
訪ねられた方もビックリすると思わないのか・・・。
そして、その女性と一週間会えないとなると
九州の温泉地を回り、ストリップ小屋に行ったりして・・・。
何してんの？と言いたくなる（笑）。
少なくとも真面目ではないですが、そこが魅力なんでしょうかね。

この本を読んだ後に漫画も読みましたが、
「ねじ式」意味不明…(^o^;)。
なぜにこれが、そんなに評価されているのか・・・？
ワタシには分かりませんでした。

ねじ式 (小学館文庫)