読了『津軽百年食堂』

津軽百年食堂 (小学館文庫)

津軽百年食堂 (小学館文庫)

表紙のデザインに惹かれて買った、いわゆるジャケ買いでした。
津軽には100年近く続くような大衆食堂が幾つかあるようで、
そういう食堂が舞台になっています。
描かれるのは、食堂、父と子、色んな人の繋がり。


全編を通して
「きっとハッピーエンドになるんだろうなぁ」
という雰囲気と言うか予感が漂いつつ。
ハッキリ言えば、ベタなストーリー展開です。
良く言えば、安心感のあるストーリー運び、
悪く言えば、どこかで見たような陳腐なストーリー(笑)。
でも、ワタシの読後感は悪くなかったです。
津軽蕎麦を食べに、津軽に行きたくなりました。