早期退職制度

もうウチの会社はダメなのかもしれない。
早期退職制度があるのですが、応募する人が多数。
相当数の人が抜けそうです。
辞める人が既婚者か、一家の大黒柱かによって
どういう理由で辞めて行くのか、傾向が分かるかと思って
辞めると公言している数人を調べてみました。


簡単なジャンル分けは以下の通り。

A.独身者
B.既婚者(共働き)
C.既婚者(一家の大黒柱)


事前の予想では、A〜Cの順で数が多いだろうと思ってました。
独身者はさっさと辞めて、一家の大黒柱は辞めにくいのかと。
しかし、
実際には下記の通りでした。

A.【3名】独身者
B.【1名】既婚者(共働き)
C.【3名】既婚者(一家の大黒柱)

興味深い(^^;。


ここから何が読み取れるのかと言うと。
下記のような内容ではないかと思っております。


A.【独身者】
やはり、身軽で辞めやすい。
この層は、ウチの会社での仕事が面白くない。
ここで嫌な思いをする位なら、身軽だし辞めようという層です。


C.【既婚者(一家の大黒柱)】
追加調査をしたところ、次が決まらず辞めると言う人が多い(自己申告ですが)。
一家の大黒柱が、次が決まる前に辞めると言うのは
独身者の「仕事が面白くない」に加え、
「この給料では暮らしていけない」と考えていると思われます。
ずっとボーナスカットの我が社ではね・・・。
一家を思えばこその退職なのかもしれません。


B.【既婚者(共働き)】
この層が辞める率が一番少なかったです。
意外です。
家計に影響を与える率が一番少ないので多数出てくるかと思ってました。
しかし、現実には逆で
「いつでも辞められるから、今は辞めない」
という判断に至っていると思われます。


ふーむ。興味深い。
でも辞める人に共通しているのは
「会社のやり方に不満を持って辞める」
ということ。
「上層部のやり方について行けない」
と言ってもいい。


思うんですけどね・・・。
こんなにみんなが不満で、うまく行ってないと思うのなら
みんなで一斉に改革すれば良いのに・・・って。
それが出来ないから、みんな辞めて行くのでしょうけど。