万博会場

08:30
万博会場(北ゲート)にはものスゴイ行列が・・・(´Д`lll)。

開場は09:00からですから、30分前には到着したんですが、遅すぎましたか・・・。
にしても、炎天下にこれだけの人が大集合すると、
熱気がハンパじゃない。
なんて言うんでしょ、人いきれと言うか・・・とにかく人が集まった時、独特の熱気。
途中で、気分の悪くなる子供やお年寄りが居ましたが、
それも納得(?)するような暑さです。
チケット購入・引き換えブースはすっげー空いてました。
みんなちゃんとチケット買ってから来てるのね〜。


09:20
並び始めて早50分・・・(;´ρ`)。
すでに開場しているはずですが・・・。
ようやく入り口近くに到着。
行列の進みが遅いのなんの・・・。
どうやら原因は、「荷物検査」!

持ち込み禁止の弁当やペットボトルを捨てるボックスも用意されています。

カバンを全て開けさせられて、チェックされます。
これでみんな時間かかってるのねぇ。
やっと検査通過!


09:26
並び始めて1時間。開場して30分。
やっと会場に入れました。
会場の中も混んではいますが、外で並んでるよりは涼しくて人も少ない気がします。


まずは、当日整理券を求めて
会社の同期がイチオシにしていた日立グループ館へ走ります。
本当は、
ネットで1ヶ月前から予約できたらしいのですが(すぐ満席になるらしいですが)、
それを知らなかった私たちは、当日頑張るしかなかったのです(^^;。
しかし・・・


09:33
すでに日立グループ館の当日整理券は「終了」・・・。
おいおい、どんだけ早く来なきゃいかんねん・・・orz。
ここのシステムは、
17時までの入場は「事前予約」「当時整理券」を持ってる人のみ、とのこと。
17時以降は早い者順ですが、定員に達し次第、並べなくなるらしい。
警備員さんの話では、早い人で昼頃から並びはじめ18時には定員に達するとのこと。
昼から並ぶんですか・・・(´Д`lll)。


仕方ないので、他を回って、昼過ぎにまた考えると言うことに。
ぶらぶら回って、取りあえず空いてる手近なパビリオンから。
あ、ちなみに、
どこのパビリオンも大体の大きさが決まってるらしく
大きさとしては、体育館の半分くらいの大きさ。高さは体育館くらいの高さでした。
思ったよりは狭かったですね。

■国連館■(整理No.1)
手始めに入った「国連」のパビリオン。
中は、健康関連の展示でした。
動脈硬化した血管と通常の血管の硬さを比較する展示など。
どうして、国連がこんなことをやってるのだろう・・・?(笑)
お土産物スペースには、国連グッズ勢揃い。
「国連カステラ」には笑いましたが(笑)。

■メキシコ館■(No.2)

すごく洗練されたデザインの展示。
結構チカラ入ってます。
パビリオンの外で、ムーチョな民族衣装を着て撮影できるスペースあり。

■マンモス・ラボ■(No.3)
そう言えば、目玉の一つはマンモスだ!!
と思い出して、マンモスを見に行きました。
パビリオンを含む”フルコース”と、マンモスのみを見る”単品コース”があります。
私達は”単品コース”で見学。
待つこと10分ほど。
動く歩道に乗って、マンモスの頭部と足を見学しました!
へぇ、良く残ってるもんだと感心。
でも、思ったほど大きくなかったなぁ。
(写真撮影は禁止だったため、写真はありません)


そういえば、
歩いてる途中に、こんな植え込みを発見!

モリゾーとキッコロです(^^;。
良く出来ております。
が!
夜中に道でコイツに遭ったら、私は逃げます!
確実に逃げます!(^^;


また、ボードウォークと呼ばれる
木の歩道があるのですが、そこには涼を取るためか
ミスト(霧状の水)の発生装置が付いて、
頭上からシューッとモイスチャーなミストが出ています。
なんか、高い湿度がさらに高くなりそう(^^;。

環境に配慮した万博だけあって、
会場内にあるタクシーも、自転車式でした。

■ヨルダン館■(No.4)
ここの一番の売りは「死海体験」!!(要予約)
死海の水を運んで来てるのか、死海の塩を使ってるのか、
プカプカ浮かぶ死海を体験できるのです。
体験してる姿を、見学者にジロジロ見られますが(笑)薄暗いので大丈夫(笑)。
実際に人が浮かんでいましたよ〜。

私達が行った時、こちらもすでに予約は一杯でした。
さらに夢のない事を言えば、「死海体験」は「箱根小涌園ユネッサン」でも体験できます。

チュニジア館■(No.5)
知らない人もいようかと思いますが、
チュニジアは、フランス人がバカンスに訪れるリゾート地です。
パビリオンの中も明るい雰囲気。

中では、チュニジア人(多分)が壺の実演販売をしていました。
アラビア語で名前を入れてくれる壺のようです。

展示内容は、チュニジアという国を紹介し、観光誘致をするような内容でした。

ギリシア館■(No.6)

まずは、外観の色使いがギリシアを綺麗にイメージさせます。
展示の内容も、古代文明を想起させつつ、色使いが綺麗なパビリオンでした。

リビア館■(No.7)
国の紹介がメイン。
民族的な絨毯でアラブ気分(?)満喫。
入ってすぐに首長”カダフィ大佐”の写真が飾ってありました。

ブルガリア館■(No.8)

なんともまあ、メルヘンチックな外観です(^^;。
このパビリオンは、自分の「売り」をしっかり理解してましたね。
薔薇とヨーグルト!
ここの売店では、小さな薔薇が載ったブルガリア・ヨーグルトを売っていました。

これにも惹かれたのですが、
あまりの暑さに、薔薇とヨーグルトのフローズンを頂きました。
美味しいー( ゜Д゜)。
クーラーも効いてるし、みんなここで休んでいる様子(笑)。

■スペイン館■(No.9)
まずは斬新な外観に惹かれます。

ここは、中のデザインも色使いも斬新で、面白かったです。
スペインの豊かさ、スポーツ(サッカーなど)の強さ、
文学の紹介、その他、技術先進性を訴える内容が多かったですね。
時間(夕方?)によっては、フラメンコ・ショーもあるらしいです。


万博会場を歩いていると、みんながスペイン館の手提げ袋を持って歩いているのですが、
これはスペイン館に入場する時に、
全員が貰えるお土産なのです(もちろん入場は無料ですよ)。

中は、なんてことない(失礼!)。
旗とスペインの観光パンフレットです。


ドイツ館はライド(乗り物)系のパビリオンらしいのですが、
こちらは国のパビリオンとしては一番人気で、なんと「300分待ち」の表示が・・・。
5時間待ちって・・・orz。
ドイツ館は断念。
行きたい方は朝一番とかの方がいいかもしれません。


アフリカ・ゾーン(グローバル・コモン5)にやってきました。
ステージでは、ノリのいいアフリカのダンスなんぞをやっていました。


11:38
このエリアで昼食。
せっかくですので、普段食べられないものを・・・と思い、
アフリカンフード「サラーム」で、こんなのを選んでみました。
「牛と豆のケニヤ風シチュー」です。

食べた感想は・・・う〜ん、もうちょっと異色の味かと思ったんですが、
日本人に合わせてあるのか、妙に食べやすい!(←どんな文句や・・・=汗)
もうちょっと、「こんなの食えるの?!」ってのがあっても良かったです。

■アフリカ共同館■(No.10)
もうアフリカの市場に迷いこんだのかと思うほどの大物産展。
圧倒的なアフリカの物量的物産でした(^^;。
万博では、子供達を中心に各国パビリオンで、
その国のスタンプを集めるという催しをやっているようなのですが、
このパビリオンでは、アフリカ”共同館”だけあって、
28カ国も集まっています!!
そりゃあもう、スタンプを一気にゲットするチャンスな訳で、
子供達が、あちこちでスタンプを押してました(笑)。

■エジプト館■(No.11)
外観からして、思いっきりエジプトしてるパビリオン。

最初来た時は、VIPが訪問中とかで開いてなかったんですが、
時間が経つと開いていました。
エジプト好きな私としては、期待して入ります。
確かに、内部は古代エジプトの神殿か博物館に入ったような感じで
雰囲気がよく出ていますが、
レプリカばかりなのが残念でした(それも出来は良くない。海洋堂を見習え=笑)。
かの、ツタンカーメンのマスク(もちろんレプリカ)もあります。

お土産も充実していましたが、
どうもエジプト人商人を見ると、ボラれてるような気がしてきます(笑)。
私にとって、エジプト人はそういうイメージなんですねぇ・・・。
だって、強烈だったんだもん・・・(´;ω;`)

■北欧共同館■(No.12)
こちらは、シンプルでかつデザイン性の高い
北欧らしいイメージを伝えるパビリオンになっていました。
紙の船を折って、北欧に届くように流す、
メッセージ・ボードのようなイベントやってました。

■ベルギー館■(No.13)
意味の分からなかったパビリオンです。
ベルギー出身の画家の絵(しかも巨大)をバックに
絵の中の人物が(わずかに)動いたりするオペラ仕立て・・・
と言えば聞こえが良いですが、暗いし、音楽は陰鬱で、
しかも、スクリーンにはこんな幽霊のような人物が浮かび上がる。

きゃ〜!!
という悲鳴が聞こえてきたら、まさにホラー映画の世界ですよ!
ヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!


ちなみに、ここのパビリオン。
売店のベルギーワッフルが大人気で、そちらはパビリオン以上の長蛇の列・・・。
そういう明るいワッフル路線で、パビリオンも作れば良かったのに・・・。

■スイス館■(No.14)
こちらは山のイメージで統一されています。
だから、パビリオンの横にも大きな文字で「山」と・・・書く必要があったのか・・・?(^^;

ガイドに案内され、登山電車のようなイメージで登ってゆき、
スイスの山小屋のようなところで、展示を見た後には、
目の前にアルプスが広がります!!

いや、まあ。普通にジオラマなんですが(^^;。
そのジオラマ、巨大なんですが
カクカクした平面の組み合わせに、
立体的な山のテクスチャーが貼り付けてあって
一昔前のポリゴン景色を見ているようです。
ある意味懐かしさを感じます(笑)。


このパビリオンは、カフェが良かったです。
赤で統一されたカフェ。

ここで、しばし休憩。(´-ω-`)

アイルランド館■(No.15)
ケルトを中心とした、古い文明の展示。
小泉八雲が、アイルランド人だとは・・・初めて知りました!
へぇ〜。(゜∀゜)


さて、この辺りは会場の一番奥になります。
時間は・・・
14:16
そろそろ日立グループ館に並ぼうか、と言うことで
入り口近くに戻る事に。
面倒なので「キッコロ・ゴンドラ」を利用しました。

通常600円でしたが、「新幹線愛知万博往復きっぷ」のオマケ割引で
400円払って乗る。
会場が見渡せて、これはこれで面白かったです(^^)。
サツキとメイの家も、上空から見えそうでしたが、分かりませんでした。

日立グループ館■(No.16)

思った以上のペースでパビリオン見学出来たし、疲れてきたので、
「これだけは外せない(会社の同期・談)」と言うパビリオンだったので、
14:30から並び始めました。
もうすでに結構長い列が出来ております・・・(しかも座って待っている)。

今から並んでも入れるのは17時以降なんですけどね・・・。
順番待ちの場所に、屋根があったのはラッキーでした。
折り畳み椅子を広げて、腰を据えて順番待ち。
・・・。
本を読んだり、うたた寝をしたり・・・。
途中、断続的な夕立ちなどがあり。屋根があって良かった・・・。


16:15
係員が、「事前予約」と「当日整理券」が早めに消化されそうとのアナウンス。
順番待ちの列から大きな拍手が起きました。


16:30
時間を繰り上げての入場が開始されます。


17:03
私達の順番が来ました(^^)。
結局、待ち時間は2時間半ほど。
まずは、名前を聞かれ写真を撮られます。
これはアトラクション(?)の中で使われるのです。


このパビリオンは、絶滅危機種とユビキタスがキーワード。
まずは、大きめのディスプレイ付きモバイル機器を渡されます。
しかし、この機器はただのモバイルではなく燃料電池で動いている機器とのこと。
まだちと重いですが、じき改良されていくのでしょう。
そして、会場のあちこちにあるスポットから、この機器を使って情報が閲覧可能。
こんな動物が、絶滅機器種なのかぁと勉強(←ホントか?)。


そしてモバイルを返却してからが、このパビリオンの目玉。
4人一組でライド(乗り物=TDLの白雪姫に似ている)に乗り込んで、
謎のフクロウ博士と絶滅危機種探検の旅に出るのですが・・・。
まずは、立体的に見えるスコープと、手にリストバンドのようなものを巻き付けます。
このリストバンドが後々曲者と分かるのですが・・・。


スコープから覗く世界では、バーチャルな箱が立体的に見えたり
(横から覗くと、ちゃんと箱の中身が見えたりします!!
 スコープの角度や方向によって、表示する画像をリアルタイムで切り替えています)
そのスムーズさは、まさに実際に見てるもののよう。
フクロウ博士との旅は、まず自分の名前を呼ばれ(入口で登録したもの)、
あちらこちらの世界へジャンプするのですが、
途中でワニに襲われたり、サイに突進されたり、なかなか面白いものでした。


そして、手に巻き付けたリストバンドのようなものは、
手の位置や動きによって、
画像とリアルタイムにシンクロさせるためのセンサーのようです。
つまり、スコープを通して見ると、このバンドの上に突如バナナのCGが現れたり、
それを猿に向かって投げるしぐさをすると、
スコープの中では、本当にバナナが飛んで行ったような感じで見えます。
手を近づけると逃げて、離すと近寄るキリンの映像(CG)、
手乗りカメ(手を出すと、手にカメが近づいてくる)
また、手乗りオウム(手を裏返しにすると羽根をバタバタさせて苦しそうにする)、
などなど、
他では体験できないような体験が出来ました。
これは面白かった!
並んだ甲斐がありました。


17:33
結局、「人が乗り物に乗ってるのを見るだけ(会社の同期・談)」という
トヨタ館などは見る事ができませんでした。

ぶらぶら、あちこち散策。
あ〜、結局これ(リニア館)も

ワンダーホイールも乗りませんでしたねぇ。


そうして、ちょっとぶらぶらした後、またパビリオン巡り再開。

■オーストラリア館■(No.17)
縦に並んだ液晶テレビが綺麗。
グレートバリアリーフなどをイメージした映像なんかを堪能。
休憩に丁度良かった(^^;。

ニュージーランド館■(No.18)
ちょっとした展示がある程度でしたかね。
いい自然があるんだから、もっとアピールすれば良いのに・・・と思っちゃいました。
最後のブースにニュージーランドへの「投資」を求めるメッセージがあり、
ちょっと笑えました(なぜ万博で投資の話題が・・・?)

カンボジア館■(No.19)
この辺は、ずっと待ち時間0分。
カンボジアらしい雰囲気の展示で、アンコールワットの模型あり。
アンコール・・・行きたい・・・。

■タイ国館■(No.20)
入口でタイ人女性が二人で「サワディー(こんにちは)」と
微笑みながら声をかけて来るのが、いかにもタイらしい雰囲気でした。

インドネシア館■(No.21)
バリ島のような、南国リゾートの雰囲気を作っています。
また行きたいなぁ、バリ島・・・。

■南太平洋共同館■(No.22)

パラオ、フィジー、トンガなどの南国の島国が集まったパビリオン。
リゾート・・・いいねぇ。(←何でもいいんかい)

ブルネイ・ダルサラーム館■(No.23)
このパビリオンにも「投資」の文字が・・・。
確か、この国って世界有数のお金持ち国王が居る国じゃなかったっけ?
すごく生活水準が高くて、王子が女子高生と結婚した国じゃなかったっけ?
そんな国のイメージと「投資」がどうにも結びつきませんでした(笑)。

ベトナム館■(No.24)
簡単にベトナムを紹介する展示の他、アオザイを吊るしで売ってました(笑)。
アオザイって、結構体にピッチリするから吊るしで合う人なんて居るのかな・・・?
ここでは、売店でフォーを買って食べました。
以前、ホーチミンで食べた事があるのですが、
その時の味よりも、随分食べやすくて日本人向けにしてあるのかなぁと思いました。
もっと香草を効かせた方が、よりオリジナルに近くなると思うんですけどね。

■マレーシア館■(No.25)
夜も更けてきてライトアップが綺麗なマレーシア館。

中は、ジャングルのような密林のセットが面白いです。
ここでも先ほどのフォーに続いて、
晩ご飯としてロティ・チャナイという食べ物を頂きました。
これはマレーシア人の兄ちゃんが、カメラにも写らないほどの速さで回した
クレープ状の食べ物。


クレープは、もちもちしてて美味しい。
付け合わせでカレーが付いて来るのですが、
カレーマニアの私に言わせると、
あればボ○カレーじゃなかろうか?と思います(笑)。


19:36
これでパビリオン巡りも終了。
思い返せば、途中の日立グループ館で並びながら休めたのが良かったです。
最後まで、一応体力が保ちました(^^;。
万博は、夜のライトアップも綺麗でしたよ。

午後17時頃からは、団体客も居なくなって空いてきますし、涼しいし、
夜もなかなかオススメな万博なのでした・・・。