ヨコスカサマーフェスタ

本日は、横須賀まで行ってきました。
海上自衛隊のイベント『ヨコスカサマーフェスタ』。
普段は中に入れない海上自衛隊横須賀基地(総監部)で開催されています。


JR横須賀駅で降りて、徒歩5分。
手荷物検査を抜けて会場入りしました。
白い制服がまぶしい自衛官やら、大型カメラを構えた軍事マニアやら
その他一般人も多かったと思いますが、とにかく大盛況でした。
こんなに人が居るとは思いませんでした(^^;。


基本的には、子供向けのイベントなんですね。
ミニSL、ポニー乗馬。
護衛艦の体験航海は小・中・高校生のみが対象。
災害救助展示や、ヘリコプター救難訓練、護衛艦公開など
大人向けのイベントもありました。


まず、私たちはランチを摂ろうと名物「海軍カレー」の列に並びました。
30mくらいの列でしたが、並んでおりました。

しかし、
なんとカレーは売り切れ・・・13時30分ですよぉ(;;)。
隣の焼きソバも売り切れ、アイスの冷凍庫も空っぽ。
何でも去年の倍近い人数が来てるとかで、おおわらわだそうです。


しょうがないので、お昼は抜きにして艦艇の見学をしました。
まずは潜水艦の展示(外観のみ)。

●おやしお級6番艦「なるしお」
2004年3月、三菱重工業の建造で、全長八十二メートル、幅八・九メートル。
吸音タイルや7枚翼のスキュードスクリューを採用し
静粛性、対ソナー性も格段に向上。
また、ZQQ-6など複数のソナーを併用することで
全周囲精密測定が可能らしい。
水中船速度は約20ノット。
基準排水量二七五〇トンは国内最大級。建造費は約五百億円。


砕氷艦「しらせ」
南極など観測に使用される、世界屈指の大型砕氷艦


●ミサイル護衛艦「はたかぜ」
ここはブリッジ(艦橋)まで登らせてもらえました。
船の3階にブリッジはありました。

ブリッジに登って分かったのですが、
護衛艦の装甲は随分薄いんですねぇ。
直撃を受ければひとたまりもない装甲です。
こんなもんなんだ〜と驚きました。
ブリッジなんて、防御という観点から見たら露天と一緒ですな(笑)。
当たる前に落とす・回避するってのが思想なのかもしれませんが。


1986年建造でいささか古い感はありますが、
ハープーン、アスロックを搭載するなど、
現在も通用する兵装を備えています。
写真はMk122アスロック・8連装発射機(ランチャー)。


●イージスシステム搭載護衛艦「きりしま」
来ました!イージス艦
映画『亡国のイージス』も公開されてますし注目度高かったですねぇ。
イージス*1艦とは、多数の航空機及びミサイルの同時攻撃に対応可能な
自動化された対空戦闘システムを搭載した護衛艦です(写し書き=笑)。
しかも特措法によって、この艦はインド洋まで派遣されております。
ブリッジまでは登れませんでしたので、甲板のみ歩いてきましたが、
特徴的な艦橋構造などを見て回りました。

上の写真にも写ってますが、主砲は54口径127mm速射砲。
先日、広島で戦艦大和の46センチ3連装砲塔を見ているので(映画のセットですが)、
なんか物足りない気もします(^^;。
まあ、大きさよりも性能ですがね。
この他、舷側に3連装短魚雷発射管(下の写真)もありました。


●汎用護衛艦「おおなみ」
ヘリコプターの運用能力の向上、
主砲がイージス艦同様の127mm砲となっています。
こちらも特措法により、インド洋へ派遣されておりました。


以上、潜水艦1隻と砕氷艦1隻、護衛艦3隻を見て回りました(^^)

これでサーマーフェスタは終了。
中では、自衛官の家族や恋人が、自衛官と話をする姿も見られ
自衛官にとっての晴れ舞台でもあるんだなぁと納得。
そりゃ、毎年やるわけだ(^^)。
こちらもなかなか楽しかったですけどね。
自衛官の方は、みな愛想が良かったですね。敬礼してくれたりして(笑)。
暑い中、お疲れさまでした。

*1:イージスとは、ギリシア神話に出てくる邪悪を払う盾の事だそうです