世界の七不思議

スイスの「ニュー・セブン・ワンダーズ財団」というところが、
現代の「新・世界の七不思議」の投票受付を行っております。
財団がチョイスした候補から、選んで投票するもので、
2007年7月7日まで誰でも投票可能なようです。


もともと世界の七不思議とは、紀元前2世紀のフィロン
その著作の中で書いたもので、

①ギザの大ピラミッド
②バビロンの空中庭園
ロードス島の巨像
オリンピアのゼウス像
⑤エフェソスのアルテミス神殿
⑥ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
アレクサンドリアの大灯台

の七つが元祖(と言われている)。
現存するのは①ギザの大ピラミッドのみ。


そもそも「世界の七不思議」は、
英語の「Seven Wonders of the World」の訳で
「Wonder」を「不思議」と訳したために
何か未知なものが選ばれている感じがしますが、
実際は「Wonder」=「驚異」くらいの意味で
「世界で見るべき七つの建築物」
という意味であると読んだことがあります。
当初の七不思議が、
主にギリシア・ローマを中心に選ばれているのは、
紀元前2世紀の人であるフィロンにとって
世界はその周辺が全てだったから(笑)。


「新・世界の七不思議」も原点に立ち返り
見るべき建築物と言う観点から選ばれているようです。
そして!
日本人にビックリですが、
京都の「清水寺」が候補にも選ばれています!
財団が選んだ新・世界の七不思議の候補は下記の通り。

アクロポリスギリシアアテネ
アルハンブラ宮殿(スペイン)
アンコール・ワットカンボジア
チチェン・イツァのピラミッド(メキシコ)
イエス・キリスト像(ブラジル・リオデジャネイロ
コロッセオ(イタリア・ローマ)
イースター島のモアイ(チリ)
エッフェル塔(フランス・パリ)
万里の長城(中国)
聖ソフィア大聖堂(トルコ・イスタンブール
清水寺(日本・京都)
クレムリン赤の広場(ロシア・モスクワ)
マチュ・ピチュ(ペルー)
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
ペトラ(ヨルダン)
ギザのピラミッド(エジプト)
自由の女神像アメリカ・ニューヨーク)
ストーンヘンジ(イギリス)
シドニー・オペラハウス(オーストラリア)
タージ・マハル(インド)
トンブクトゥ(マリ)

全21候補。
ワタシは・・・このうち10個くらいしか見ておりませぬ・・・。
世界は広いですねぇ・・・。
死ぬまでに全部回れるかなぁ(主に資金面で=笑)


【リンク】New7Wonders | The Global Voting Campaigns