液晶テレビのエポック?

最近PanasonicのCMなどで流れてますが、
液晶テレビの結構大きなエポックになりそうな
「倍速表示(パナソニックは”Wスピード”と呼称)」対応機種が
今春あたりから発売されるようです。


液晶は、プラズマやブラウン管などに比べて
前の映像が残る”残像感(ブレて見える)”が弱点で、
動きの激しいスポーツや映画などでは
プラズマに劣るとされていました。
そこで、
通常、液晶テレビなどは60Hz(1秒間に60枚の絵を表示)の割合で
表示されていたのを120Hzにしようというのが「倍速表示」。


プラズマが自社の主流とは言え、
今まで液晶も売っておいて
”事実:液晶は「動き」がブレていた。”
と言い切るPanasonicは素敵です(笑)。
【リンク】http://panasonic.jp/viera/gallery/lcd/index.html


まあ、それはともかくとして
大画面化、フルハイビジョン対応化など一連の開発競争も、
この「倍速表示」辺りが最後の大きなエポックだと思っています。
これ以上大画面にされても家に入らないし、
フルハイビジョン以上の規格は相当先の話だし(テレビ局も対応してない)、
倍速以上に早くしても、見た目には大きく違わない(気がする)。
ん〜・・・後は、インターレス対応と
バイスの改良と発色傾向の改善、消費電力の改善くらいで
液晶テレビの技術も、一応の高原状態を迎えるのではないかと思います。
そろそろ買い時?
いえいえ、我が家は2011年までブラウン管で粘る予定です。
負けません!(←誰に?=笑)


ちなみに。
Panasonicばかり取り上げましたが、
「倍速表示」を最初にやった国産メーカーは日本ビクター。
今後はソニーなども追随するとのことです。