読了『われ笑う、ゆえにわれあり』

お茶の水大学の哲学科の教授が書いた本。

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

その肩書きからは想像できないような屁理屈満載のネタ本。
例えば「女性をとことん賛美」するという章では、
褒める体裁を取りながら、欠点をあげつらうような意地の悪さ。
宮田珠己さんの文章に似ていますが、
あれをもっとしつこくした感じ。
人への嫌味(?)が強いので、嫌いな人はトコトン嫌いでしょう。
ワタシも少し食傷気味です・・・ゲフ。
巻末の解説は、柴門ふみさん。著者の教え子(?)らしいです。