読了『世界のトンデモ法大全』

字の大きさにのけぞりました(笑)。

世界のトンデモ法大全 (リイド文庫)

世界のトンデモ法大全 (リイド文庫)

簡単に読めますし、書き方はセンセーショナルで
まるでテレビのワイドショーのような感じ。
でも、紹介されてる世界の法は面白いです。

魔法を使ってはいけません(カナダ)

ハリー・ポッターもカナダでは肩身が狭いようです(笑)。

領収書を貰わないと、最大1万5000ユーロの罰金(イタリア)

こんな法律があったら、必死で領収書貰うなぁ・・・。

野外で火を使用してはならない(オーストラリア)

キャンプファイアーは屋内で・・・?って・・・オイ!(^^;

夫が妻を皮のベルトでぶつのは合法(アメリカ・カリフォルニア州)

妻が夫をぶつのは違法だそうです・・・意味不明。

日曜日に夫が妻にキスするのは違法(アメリカ・コネチカット州

ええと・・・意味不明(笑)。

猫のツメ切りは外科手術である(オーストラリア・クイーンズランド州

免許がない人は、猫のツメ切りもできないとか・・・。

飼い犬とは、一日二時間以上過ごすこと(ドイツ)

なぜ犬だけなのか・・・(ツッコミ所はそこか?)。

チンパンジーの法的権利を認める(ニュージーランド

人権もここまで拡大。世界類人猿みな兄弟。

夜間、犬は遠吠えをしてはならない(アメリカ・ニュージャージー州

守ってくれるかなぁ・・・(遠い目)。

女性はズボンを穿いてはならない(アメリカ・アリゾナ州

・・・法律ですか?校則の間違いじゃないですか?

日没後でなければピーナッツを買ってはいけないアメリカ・アラバマ州

日没前に買って、何か不都合でもあったのでしょうか・・・?


極めつけはこれ。

女性が水着で高速道路に立つときは、
警官の護衛か武器が必要(アメリカ・カリフォルニア州)

珍しくこの本に全文が載っていまして
正確にはこのような内容らしいです。

女性が水着を来て高速道路に立つときは、
ふたり以上の警察官の護衛か、
もしくは武器になる棒を身につけなくてはならない。
ただし、
この法律は体重45Kg以下、
もしくは100Kg以上の女性にはあてはまらない

水着を着て高速道路に立つという前提が、まったく謎。
護衛が必要な理由もよく分からない。
ましてや、体重で適用か否かを決めるのは人権問題のような気も(笑)。
全く謎な法律です。
立法趣旨を聞きたい(笑)。


原文や法律の全文などがなく、どういう法律なのか規則なのか不明ですし、
本文中でワシントン州ワシントンD.C.を混同してるみたいですし、
全く信憑性に欠ける本ですが、面白かったことは面白かったです。
全体的な印象としては、アメリカにおかしな法律が多いようです。
さすが、自由の国?!