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中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席が11日、北京を訪れている川勝平太静岡県知事と会談し、鳩山由紀夫首相の今年中の訪中を要請した。習氏は先月の訪日について、「双方の理解を深めることができ、日本政府や各界のみなさんに感謝したい」と述べたが、天皇陛下との会見問題については触れなかった。


これを見て「はて?なんで静岡県知事に首相との会談を要請・・・?」と思い、
天皇陛下との会見問題って何だっけ?と連想し、
先月にこんなことがあったなぁ・・・と思い出す。

習副主席は、昨年12月に来日。民主党が「1カ月ルール」を破って天皇陛下と習副主席の会見を実現させたことで物議を醸した。


ああ・・・あったあった。
習副主席と天皇の会見があった後に
ワタシは上海に行く機会がありました。
現地の駐在員(日本人)と話をしましたが、
彼の主張は次のようなものでした。

  • 事務方が決めたルールを政治家に押し付けるのはおかしい
  • 政治家が国益に叶うのか否かで決めるべき問題である
  • 小沢氏が強引過ぎると言う感情論ばかりが先行しているが、日本にとって会わせる方が国益にかなうのかかなわないのかの議論がない
  • もし、国益に叶うのなら他の予定をどけてでも会わせた方が良い
  • 中国はトップであれ、個人的な繋がりや恩義を大事にするので、恩を売ることは悪いことではない
  • 日本のローカルルールだけで考えると視野が狭くなる


習副主席という人が、どれだけ次期主席に近いのか不明ですが、
ははあ、中国に居る日本人から見るとそういう風に見えるのね・・・と思った。