ハロウィンが苦手

最近、あちこちでハロウィン関連の商品を見かけるようになりました。
ワタシ、どうもこのハロウィンが苦手なのです。


何が苦手かって・・・
祭の趣旨が分からない
ことが苦手です(^^;。


例えば、日本の「お盆」は祖先を敬い祭るもの(お墓参りも行く)。
西洋の「クリスマス」は、真偽はともかくとして
教祖・キリストの誕生日を祝う日。
非常に明確です。


でも、ハロウィンって言うのは
一体なんのお祭なのか分からない。
お祝なのか、何かを敬っているのか、何かに感謝を捧げてるのか・・・
お祭の「核(コア)」になる部分が分からないのです。


結構、おどろおどろしいので
メキシコで骸骨を祭る「死者の日」と似た感じを受けます。

(参考写真/拾い物)
メキシコの「死者の日」
 

でも、あちらは日本のお盆と同じように
亡くなった人に思いをはせる日なんですよね、確か。
骸骨を直接的に飾っちゃうところが日本と違うメキシコ的なところですが。


でハロウィンは、主にアメリカのイメージが強いので
アメリカ特有の行事かと思って、wikiで調べてみたんですが・・・。
【リンク】ハロウィン - Wikipedia

ヨーロッパを起源とする民族行事で、カトリック諸聖人の日万聖節)の前晩(10月31日)に行われる。諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Hallowseveが訛って、Halloweenと呼ばれるようになった。


とあります。
ははあ、語源は分かりました。
で、祭の核(コア)になる部分はナンなのかと言うと・・・。

ケルト人の行う収穫感謝祭が、カトリックを信仰する他民族の間にも行事として浸透していったものとされている。

ザックリとはこういう理解で良いのかもしれません。
しかし・・・

ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。

現代では主にアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、プエルトリコニュージーランド、そしてオーストラリアの一部に広まっている。これらの国ではハロウィンが盛大に開かれるが、プロテスタント信徒が多いせいもあって、その翌日にあたる諸聖人の日には通常、これといった行事は催されない。宗教改革以降、プロテスタント諸国ではカトリック教会の祭日である諸聖人の日が徐々に廃れたため、ハロウィンのみが残された格好になっている。
アメリカの一部の学校では、ハロウィンがキリスト教由来の行事ではないことから、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることがある。


何だかもう訳が分からない状態です(^^;。
アメリカで広く普及していますが、キリスト教の行事ではない、と。
かといってケルトの行事とも言えず(そもそもケルト教徒が多いとも思えず)、
今や、どの宗教の行事とも言えない(笑)。
もう一言で云うなら「そういうものだ」とでもいうしかないです・・・。


元々のケルトの収穫感謝祭・・・で留めておいてもらうと
ワタシにも理解しやすいのですが・・・。
現在残ってるのは、本来の意味を失った残滓。
意味の分からないお祭騒ぎ。


こりゃ・・・ワタシには意味が理解できませんです・・・。
やっぱり苦手です(−。−;。