派閥人事

役員が、自分の取り巻きを出世させる・・・
世の中では、よくあることなのかもしれない。
そんな人事が我が社でもありました。


ある地方支店の売り上げが思わしくない・・・。
そこである役員が、その支店の支店長と支店No.2、No.3を更迭。
自分の取り巻きを支店長、No.2、No.3として送り込みました。
相当なテコ入れです。


ポーカーで言えば、5枚のカードのうち3枚を交換するような入れ替えぶり(笑)。
自分からロクな手じゃないと白状してるようなポーカーぶりです(笑)。


さて、そんな人事から1年が経過。
今年のその支店の売り上げは・・・
ハンパない下落(^^;。
もう前年の下落なんか目じゃないほどの下落。


そりゃあ・・・その地域に詳しくない人を送り込んで
すぐに仕事になるほど世の中甘くない。
通常はトップのみを入れ替えて、意識改革を図るとか
ある程度は従来の布陣を残しながらやるもんですが、全くの上層部総替え。
その支店の雰囲気は伝わってきませんが、
支店のトップ3は自分達を差し置いて本社からの落下傘部隊…と言うことで
きっと下の人間も面白くないでしょう。


どうも上層部は、『信長の野望』ばりに戦闘力の高い武将を送り込めば
すぐにでも改善されると思っているフシがある・・・人間、そんなわけないのに・・・。
そもそも送り込んだ人達が優秀だったのかも疑わしい・・・。
取り巻きと言うだけで出世したのでは・・・と口の悪い人の間では噂になっています。


それでも役員の子飼いの部下で、役員の肝いりで送り込まれているので
「一年は、その地域に慣れていないため」
とか何とか理由が付いて、現在の支店トップ3にはお咎めないんだろうな・・・・。
これが更なるモラルハザードを起こさないことを祈るのみ・・・。