インド
GW(4/28-5/5)に友人とインドに行って来ました。
4月末〜5月にも関わらず気温が40度超えとか・・・。
インドの気温は「Hot、Hotter、Hotest」とインド人が言うほど
「暑い、もっと暑い、最悪に暑い」の三種類しかないそうです。
でも、文化遺産は素晴らしいものがありました。
【フマユーン廟】(世界遺産)
タージマハルか!と思うほど似たデザインですが
こちらがタージマハルの原型となったようです。
もう、ここから圧倒されっぱなし。
【クトゥブ・ミナール】(世界遺産)
72.5mの高さがある世界で一番高いミナレット(イスラム教の塔)。
驚くべきは、1200年頃(日本は鎌倉時代)の建築だということ。
石の文化はよく残るなぁ。
【チャイ】
インド人はホント良く飲む。ミルクティー。
暑い気温によく合います。
【寝台列車】
インドは鉄道網が発達しており
色んな場所へ鉄道で行くことができます。
問題は・・・
人が多過ぎて予約が取りづらいのと、
鉄道が全然時間を守らないこと(笑)。3時間遅れとかザラ(笑)。
【サルナート】
現在、インドの主たる宗教はヒンドゥー教で、
仏教は1%に満たないのですが、インドは仏教のふるさと。
このサルナートは、悟りを開いたブッダが初めて説法をした場所。
大きな菩提樹(三代目?)が立っています。
【カレー】
インドは三食カレー。
日本みたいに優しいカレーではなく
スパイスの効いた本格的なインドカレー(当たり前)。
ナン(※)と区別のつかないチャパティーというパンは食べられるんですが、
カレーのスパイスにお腹をやられ、お腹を壊しました・・・Oh・・・。
(※)ナンはインド人に言わせるとイギリス人の食べ物だそうで。
インド人はチャパティーを食べるのだそうです。
ナンとチャパティーは・・・よく区別できませんでした(^^;。
【ガンジス河への参道】
ガンジス河はヒンドゥー教にとって「聖なる河」。
その水を持ち帰れるように壷とか売ってます。
店の親父が黒過ぎて背景に溶け込んでますが・・・(笑)。
【日没のガンジス河】
夜に入っても祈りの声が響き、厳かな雰囲気。
みんな河に向かって祈っています。河が信仰の対象ですのでね。
でも、その河に船を浮かべて見ているのは我々、観光客。
我々が拝まれてるみたいな錯覚に陥ります(笑)。
【インドの婚礼行列】
インドの結婚事情・・・。
9割以上は両親の決めた結婚だそうです。
文化の違いですかね・・・。
それにも関わらず?インドの結婚式はド派手。
近所の人とか招待しまくりなので、600人とか来るらしいです。
たまたま婚礼行列に出会いました。
蛍光灯を立てた明かりを何人もの人が捧げ持ち、
ルミナリエか!と言いたくなるような光の装飾を持ち歩く。
これはまだ貧乏人の部類だそうで、金持ちは馬車やら象やら持ち出すらしい!
【夜明けのガンジス河】
河の向こうに太陽が昇ります。
ヒンドゥー教徒じゃないけど、厳粛な気持ちに。
【沐浴する人々】
多くのヒンドゥー教徒にとってガンジス河で沐浴するのは
「一生に一度はやりたいこと」なのだそうです。
しかし、沐浴もすれば、洗濯もし、死体も流すガンジス河の汚染はひどく
大腸菌は安全基準値の100倍とも300倍とも言われております・・・。
バタフライなんてとてもとても・・・。
【インドの街角】
ここはインドの一般的な街角ですが、フツーに牛がいます(笑)。
右側の商店の軒下に牛がいますが、
ヒンドゥー教にとって牛は聖なる動物のため、追い出されたりはしないようです。
【牛の額】
この牛もガンジス河近くを歩いてた野良牛だと思いますが、
額にはちゃんと「ビンディ」(額の赤い印)が。
オシャレだね!
【アーユルヴェーダ】
本場インドでアーユルヴェーダを受けてみました。
カレー(スパイス)と暑さでボロボロになった体を癒そうという訳です。
言っておきますが、この写真は広告用で、こんな綺麗な施設ではありませんでした(笑)。
それでも額に油を垂らされるとあって、その感触を楽しみにしておりました。
どんな感じだろう?くすぐったいのかな?気持ちいいのかな?(^^)
・・・と思っていた訳ですよ。
しかし、肝心の額に油を垂らされるところまでは記憶があるのですが、
垂らされている最中の記憶は無く・・・寝入ってしまいました(^^;。
【タージマハル】(世界遺産)
タージマハル!!!
これを見にインドに来たと言っても過言ではありません。
ガンジス河からまた寝台列車に乗って数時間、アグラという街にタージマハルはあります。
タージマハルは
インドの皇帝の最愛のお妃が亡くなり、
悲歎にくれた皇帝が作ったお墓です。
【アグラ城】(世界遺産)
遠くにタージマハルが見えます。
タージマハルの物語は悲劇でして・・・。
お妃が亡くなり、タージマハルを建てた皇帝でしたが、
子供達が皇位を巡って殺し合い、皇帝は三男に幽閉されてしまいます。
囚われの皇帝が自分の息子である三男に出した要求。
それは・・・
皇位への復帰でもなく、名誉の回復でもなく
ただ「妻の墓(タージマハル)が見える場所に住まわせて欲しい」という望みでした。
その願いはかない、このアグラ城からタージマハルを眺め、
7年の幽閉生活の末に皇帝は亡くなったそうです。
【マクドナルド/マサラ・グリル】
話は変わりますが、インドにもマクドナルドはあります。
しかし!
インドは牛(ヒンドゥー教)も豚(イスラム教)も食べない人が多いのです。
じゃあ、どんなバーガー(もはやバーガーじゃないか・・・)があるのか。
行ってみました。
あるのは、魚とチキン。
これはチキンをマサラ風味に味付けした「マサラ・グリル」!
またスパイスかよっ!(笑)
【ファテープル・シークリー】(世界遺産)
これも世界遺産。
作ったけど10年ちょっとで放棄された山の上の都。
放棄された理由が水不足って・・・
作る前にリサーチしようよ!(笑)
【ジャンタル・マンタル】(世界遺産)
ジャイプールという街まで来ました。
ここには現代アートかと思うような世界遺産があります。
18世紀前半(日本は江戸時代)に作られた天文台のようです。
誤差2秒の日時計とか凄いですよ、凄いんですけどね・・・。
見た目がちょっと新し過ぎると言うか・・・。
これが世界遺産か・・・ふーむ・・・うーん・・・。
【水上宮殿?】
移動の途中で見かけた水上宮殿?!
ナンなのか謎でした。
宮殿の屋上に木が生えてるし。
ラピュタか!?(笑)
【アンベール城】
最初見て
「なんだこの巨大な山城は・・・」
と思った城砦都市。
城壁の中に街を丸ごと抱え込む大城塞でした。
なんでこっちが世界遺産じゃないんだ・・・。
【風の宮殿】
こちらもジャイプールで有名な「風の宮殿」。
修復中でした(^^;。
【レッドフォート】(世界遺産)
デリーに戻って赤い城砦を見ました。
こちらも世界遺産。
内容は・・・アンベール城の方が充実してました。
世界遺産ってなんだろう・・・と考えた旅でもありました。